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売上が伸びずに寡占化が進むPC市場

今年の第1四半期におけるPCの出荷台数は横ばいだった。

世界のPC出荷台数は停滞続く、HPが販売台数で首位キープ - Bloomberg

 

寡占化が進むPC市場

ガートナーの調べでは14四半期連続で世界PCの出荷台数は減少している。スマホの隆盛により家庭でPCを使用する人が減少し、ビジネス用途も飽和状態なので、出荷台数が大きく伸びることは今後もないだろう。

PCビジネスはコモディティ化しており、安く大量に販売する企業が勝利する市場になっている。現に、HP、Lenovo、Dellの上位3企業で7割近いシェアを握っていて、さらに寡占化が進んでいる。中国市場が振るわないLenovo以外のHPとDellはシェアを増加させている。

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買い替え需要に乏しいPC

ビジネスでPCを使わなくなるのは暫く先だろうが、一方で現在使用しているPCを買い替えする必然性も乏しい。以前は新しいWindowsの登場時に買い替え需要が生まれたが、Windows 10が最後のメジャーアップデートだとマイクロソフトが公言している。

買い替えサイクルも伸びている。データがクラウド化され、Webベースのソフトウェアでは、マシンパワーもストレージ容量が買い替えの動機にならなくなっている。

ベースとなるPCビジネス

それでも毎年二億台以上出荷しているPCがビッグビジネスであることに変わりはない。上位3社は一定の売上と利益を今後も上げ続けるに違いない。PCビジネスで得た利益をどこに投資して、新たな成長分野を見つけることができるかが求められる。

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