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ところで、こころで

IT、ガジェットについて、あれこれ語ります

iPhone 8は発売されない(今年は)

Apple iPhone

ここにきてiPhone 8の噂がいくつか出てきている。例年通り秋に新モデルが発売されるなら、正式に部品を発注する時期なので確度が高い情報なのだろう。ワイヤレス充電、有機ELディスプレイ導入の噂は以前からあった。

ここでiPhone 8がどうなるのか予測してみよう。


5年毎に更新される充電方式

現在の充電方式であるLightning端を初めて搭載したのは2012年のiPhone 5だ。初代iPhoneから5年目の変更だった。裏表がないので刺す時に間違えることがないLightning端子は、Micro USBが多いAndroidのアドバンテージに今でもなっている。

Lightning導入から5年が経った今年、ワイヤレス充電を採用する可能性は高い。端子を変更するなら、MacBookに順次導入してきたUSB-C端子に、昨年のiPhone 7で変更しても良かったと思うがApple Pencil、昨年末発売のAirPodsiPadiPhoneの周辺機器でもUSB-CではなくLightningを採用した。これはUSB-Cではなく当分Lightning端子が残ることを示唆している。

ワイヤレス充電が採用されても、Lightning端子はなくならないだろう。ただのケーブルと異なりワイヤレス充電の装置は高価で複数台揃えるのはすぐに難しいので、Lightningケーブルと併存することになるだろう。

高いシェアを誇るiPhoneがワイヤレス充電を導入するインパクトは日本では絶大だ。スタバやマックなどのテーブルにワイヤレス充電器が埋め込まれるかもしれない。

 

OLEDが3年ぶりにiPhoneを変える

Appleは何一つ公式に発表していないが iPhoneへのOLED(有機EL)パネルの採用は、もはや既定路線となっている。OLED採用により、3年も変わっていないiPhoneの形状が大きく変わることになり、薄型化と省電力化が見込まれる。

OLEDパネル採用には、価格高騰と安定供給が課題になる。液晶と異なりOLEDは”枯れた”技術ではなく、供給量も少ない。iPhoneのためにAppleが大量に発注すれば価格は高騰し、競合他社とパネルの取り合いが起きる。

サムソンが工場を増設し、鴻海が中国内の工場新設を計画しているが、新型iPhoneが爆発的に売れたら供給が需要に追いつかない状況も予想できる。

今までの慣例と反してiPhone 7のボディを変えなかったのは、OLEDパネルの供給が昨年時点では不安だったからだと思われる。

 

ホームボタンはなくなる?

www.gizmodo.jp

OLEDパネル採用でiPhoneのボディ形状は大きく変わる。直接は関係はないが、全面ガラスパネルになり、ホームボタンがなくなる予測は昨年からでていた。

iPhone 7からホームボタンを感圧式に変更したのは主に防水のためだが、パネル内の一部を擬似的なホームボタンにするのも難しくないだろう。広くなったMacBookタッチパッドのどこを押してもボタンを押した感触が返ってくるので、iPhoneのパネルでも実現可能だ。

ホームボタンがなくなると困るのが指紋認証だ。パネルのどこでも指紋認証できる仕組みはまだ確立されていない。指紋認証対応したパネルの一部に指を合わせろというのはユーザーには心理的負担になる。

虹彩認証を採用すれば全面パネルにしてもカメラで虹彩を認識するので問題はなくなる。ただ、屋外など明るい場所では認識率が落ち、カラーコンタクトレンズを装着していると使えないなど課題も多い。

それ以外にも背面もガラスになる、金属製のボディなど噂はあるが、こればかりは筐体が流出する夏以降にならないとわからない。

 

そもそもiPhone 8なのか?

今年発売される高機能なiPhoneiPhone 8なのか? 本ブログでは、iPhone 8ではなく、今年Appleは「iPhone Pro」を発売すると予想する。

tkan1111.hatenablog.com

 iPadの販売不振をカバーするためにiPhoneファミリーを拡大し、高価格帯とiPhone Plusよりも大きいサイズのiPhoneを投入すると思われる。iPadはクリエイターが使用する高機能タブレットとして『iPad Pro』に注力して、無印iPadがカバーするコンテンツ参照はiPhone Plus (Plus Plus?)に任せる方針に違いない。

供給量リスクもあるので、まずはハイエンドモデル『iPhone Pro』のみへのOLED採用は妥当だろう。

もうひとつの根拠がネーミングだ。隔年でナンバリングにSをつけるネーミングは10年続けてきたので、容易に変更したくないだろう。

毎年ナンバリングを変更するとすぐに二桁になってしまい、iPhone 12とかいいづらい。それまでの間にOS Xみたいに命名規則を変えるか、そもそもナンバリングをやめると思うが。

ただ、ワイヤレス充電は全モデル(iPhone 7s?, iPhone7s Plus?)に搭載されると思う。他社にインフラ投資を促すために対応する台数を増やすのが大事だからだ。

iPhone 8は販売されなくても、今年登場するiPhoneが今までにないモデルなのは間違いない。ただ、それが今の好調な株価に見合うだけの販売成績を残せるかはまだ不透明だ。